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今回は、アイシングクッキーの意味と由来について説明します。
クッキーの上にさまざまな色でデコレーションされたものを誕生日のプレゼントや結婚式のプチギフトなどでもらったことのあったり、お店で見かけたりすることがあるのではないでしょうか。
そのカラフルなクッキーのことをアイシングクッキーといいます。
今、徐々に人気が出てきていて、作ってみたいという方も増えてきているスイーツなんです。
目次
アイシングクッキーとは?
そもそもアイシングクッキーの「アイシング」とはなんでしょうか?
まず、アイシングとは粉糖と卵白を混ぜて作ったクリームのことです。
そのアイシングクリームを使って、クッキーの上にデザインをしたものをアイシングクッキーと言います。
アイシングには油分が含まれていないため、空気に触れるとすぐに固まります。そのため、作ったアイシングクッキーは持ち運びが簡単にでき、プレゼントに最適なお菓子となるんです。
好きな色をつけて、文字やレースを書いたりすることができるため、贈りたい方へ想いを伝えることができるというのがアイシングクッキーの魅力です。
アイシングの意味と由来
アイシングは砂糖を使ったものですが、そもそも砂糖を使ったデコレーションが生まれたのはイギリスです。
16世紀から17世紀にかけて、砂糖は胡椒や香料などの香辛料と同様にとても高級なものでした。そのため、庶民は手に入れることができず、王室や貴族だけが楽しむことができる貴重なものでした。
なかでも砂糖は神秘的な意味があるとみなされ、食べるだけでなく薬としての効能を期待されていました。また、砂糖は精巧に細工した飾りとして国王や貴族のパーティーなどに用いられていました。
砂糖は庶民には手の入らないほど非常に高級であったことやまっ白な色ということが、神々しく、権威の象徴のようにみえたため、権力を誇示するために砂糖を飾りとして使っていました。
その砂糖を使った細工を作る技術が発展し、その技術のひとつがアイシングでした。
アイシングとは、アイシングクリームが氷(ice)のようにみえることに由来しています。
確かに、固まったアイシングはキラキラと輝いて見えます。
1840年にイギリスで、ビクトリア女王のウェディングケーキをアイシングを使ってデコレーションしました。女王がそのケーキを賞賛したことを受け、「ロイヤル」という名前をつけました。
今でもイギリスではアイシングの技術のことを「ロイヤルアイシング」と呼んでいます。一方、日本ではアイシングやアイシングクリームといわれることが多いです。
現在では…
アイシングクッキーは、元々はシュガークラフトという砂糖ペーストで作った観賞用のデコレーションケーキの技術のひとつでした。
その後、クッキーの上にアイシングを絞ってデコレーションしたクッキーがイギリスやアメリカで作られるようになりました。イギリスやアメリカでは2010年以前に流行し、今では定番の贈りものとなっています。
フランスやドイツなどのヨーロッパの国々では、アイシングを使ってクリスマス用のスパイスクッキーにデコレーションして、冬の定番のお菓子となっています。
日本では2011年頃に知られるようになり、徐々に人気が出てきて広く知られるようになってきました。
今後は、他の国と同様に、ますます人気が出てくることが予想されますし、アイシングクッキーは自由にデザインができ、気持ちを伝えることのできるお菓子ですので、贈りものの定番となるのではないでしょうか。
今では、徐々にアイシングクッキーの教室やオーダーメイドが増えてきており、今後も増えていくでしょう。
これからもアイシングクッキーからは目が離せません。
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いかがでしたか。
今回は、「今さら聞けない?アイシングクッキーの『意味』『由来』とは?」の紹介でした。ぜひ参考にしてみてください。