[ad#chezkico_kiji_ue]
アイシングクッキーはプレゼントにすることが多いので、箱に入れて宅急便などで贈り相手に発送することも多いのではないでしょうか。
そこで、心配なのがアイシングクッキーが割れないかどうかということ。
わたしがアイシングクッキーのオーダーメイドショップをしていたときに、今回紹介する方法で梱包してたらまったく割れませんでした。わたしも過去何百回もこの梱包で発送したけれど、一度も割れたという連絡はなかったです。
今回は、アイシングクッキーのラッピングの仕方、梱包の仕方を紹介します。
アイシングクッキーを発送する予定のある方は、ぜひこの方法で梱包してみてください。
目次
アイシングクッキーのりぼんラッピングの仕方
まずは、アイシングクッキーを個別にラッピングします。
個別ラッピングでは、アイシングクッキーが割れるかどうかにはあんまり関係ないので、好きなラッピングの仕方で大丈夫です。
アイシングクッキーのラッピングの手順
1. アイシングクッキーを作ったら乾かします。
アイシングの中まで完全に乾かすには8時間以上は絶対に必要です。3時間くらいすると表面がかちかちになってくるので、乾いたかも〜って油断して指で押してしまうと、へこんだりして形がこわれます。
一度へこむともとには戻りませんので、8時間以上は動かさず、触らずに乾かしてくださいね。
2. 乾いたら、透明の袋にアイシングクッキーを入れます。
アイシングクッキーはやっぱりデザインが見えないと意味がないので、袋は透明がおすすめです。
わたしもいろんなラッピング袋で試してみたけれど、デザインが完全に見えないとダメとか、デザインを消しちゃうような派手な袋はダメだしって言うことで、結局この透明の袋に戻ってきました。
cotta(コッタ) 規格袋 B-2 無地 中 115×140mm 100枚
3. 袋の中にシリカゲル(乾燥剤)を入れます。
乾燥剤はいろんな大きさで発売されていますけど、アイシングクッキー1枚であれば、いちばん小さな1gのもので十分です。
シートタイプの乾燥剤です。シートなので邪魔になりません。
cotta(コッタ) シート乾燥剤 3×4cm 100個
一般的なつぶつぶが入っているタイプの乾燥剤です。
cotta(コッタ) 食品用乾燥剤 シリカゲル 2g 40×50mm 100個
乾燥剤を入れなくても、袋を密閉させるので湿気るということはほとんどないんです。これは実験済み。でも、絶対に湿気ないようにするために入れています。
シリカゲルは乾燥剤のことです。焼き菓子などが湿気ないように焼き菓子と一緒にシリカゲルを入れます。
透明と青のビーズみたいなつぶつぶが入ったものと台紙のもの(下記写真)のタイプがあります。どっちでも好きなほうでかまいません。
最初はわたしもシートのほうを使っていましたが、つぶつぶのほうがクッション代わりになるのかなぁとおもって、つぶつぶのに変えました。
4. 透明の袋をシーラーで密閉します。
シーラーとは?
透明の袋(ガス袋)の口を熱でとじる器具。完全に袋の口をとじることができるので、アイシングクッキーの個別ラッピングには必需品です。
5. その後にりぼんでラッピングします。
りぼんの幅は10ミリ以内だと巻きやすいです。
リボン サテンリボン 幅10mm×長さ20m
ラッピングができあがりました。
台紙付きのラッピング
台紙をつけると華やかなラッピングになります。
裏面が茶色になっているタイプもあります。
熱シール対応 OPP袋 ブラウン 70×100 / 20枚
アイシングクッキーの梱包の仕方
次は、段ボールに梱包していきます。
小さめの120cmサイズ(46cm×35cm×32cm)の段ボールが使いやすいです。
ダンボール(段ボール箱)120サイズ 10枚
1. 段ボールに直接並べる方法
1.段ボールの底にエアパッキンを2枚重ねて敷きます。
2.ぷちぷちのエアパッキンを縦に置き、その間にクッキーを並べていきます。
エアパッキンは100均にもありますが、すぐになくなってしまうので10mサイズのものを持っておくと安上がりです。
プチプチ 緩衝材 ロール d36 巾300mm×全長10m
手前より、エアパッキン→クッキー→エアパッキン→クッキー…と交互に並べます。
配送中にどんなに丁寧に運んでくれてても絶対段ボールは揺れてしまうため、隙間があるとクッキーが動いてしまいます。なので、隙間のないように少しぎゅうぎゅう詰めになるように並べてください。
段ボールの中で、アイシングクッキーが段ボールにあたることがないように、段ボールとクッキーの間には必ずエアパッキンがあるようにしてくださいね。
適しているアイシングクッキー
- 同じ形のクッキー
- 小さめのクッキー(7cm程度までなら大丈夫です)
- 突起のない形(丸や四角などのシンプルな形)
この方法だと、梱包するのに時間と手間がかからないため、時間短縮のためにおすすめです。
2. エアパッキンでアイシングクッキーを包む場合
次は、アイシングクッキーを個別にエアパッキンで包む方法です。
アイシングクッキーをエアパッキンで巻いて、段ボールに詰めるのでより頑丈になる梱包の仕方です。
1.エアパッキンを切ります。
- 縦の長さ:クッキー縦の大きさよりも2~3cm長く切ります
- 横の長さ:クッキーの長さの3倍の長さに切ります
2.エアパッキンをクッキーに巻いていき、テープでとめます。
アイシングクッキー1個ずつよりも2個まとめて巻いたほうが強度が増します。
実験してみたのですが、これでキャッチボールして落としても中のアイシングクッキーは無事でした〜 >_< !!
なので、配送中ある程度のことがあっても大丈夫です。
適しているアイシングクッキー
- さまざまな形のクッキー
- 大きめのクッキー
- デコレーションが複雑で繊細なクッキー
わたしがアイシングクッキーのオーダーメイドショップで作っていたときには、この方法で梱包していました。
2回だけではなく3~4回ぐるぐる巻きにしていました。このくらい巻くと絶対に割れないと言い切れます。
この方法だと絶対に割れないのですが、手間と時間がかなりかかります。発送するアイシングクッキーが多いと(1000枚とか)、1日中梱包しているなぁ〜っていう日があります(苦笑
段ボールの詰めかた
次は、段ボールに詰める方法です。
1. 段ボールの上下左右にエアパッキンを敷き、クッキーが絶対に動かないようにします。
梱包用の紙を丸めたものや風船上の大きめのエアパッキン(下記写真)も利用してください。
クッキーが段ボールに絶対に触れないようにすることが肝心です。
2.段ボールのいちばん上にメッセージカードなどを入れて、ガムテープで閉じます。
発送した段ボールがそのままプレゼント用になる場合は、段ボールの上にきれいな色のクシュ紙を添えると華やかです。
3.段ボールの上や側面に伝票と「こわれもの」や「この面を上に」などの注意シールを貼ります。これは配送会社からもらいます。
常識の範囲内でですが、四方に貼って注意喚起するのもいいかもしれません。ダンボールが小さい場合、投げられる可能性もゼロじゃないので。
たくさんシールを貼ってたらさすがに投げるのはヤバいかもって思いますよね…きっと。
このほかにも本当に繊細なデザインの場合は、段ボールをさらにエアパッキンで巻くっていう方法もしていました。これで完璧になります。
[ad#chezkico_kiji_shita]
いかがでしたでしょうか。アイシングクッキーの絶対に割れない梱包の仕方でした。
アイシングクッキーってすぐに割れそうだから、送るのはどうかなぁと躊躇していた方にはおすすめの方法だと思います。ポイントは、段ボールにアイシングクッキーが当たらないようにエアパッキン等で梱包するっていうことです。
ぜひ、アイシングクッキーを作って遠くにいる方へ贈ってはいかがでしょうか。