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お菓子屋さんの物件が決まったら、つぎは店内にどういうレイアウトにするのか、設備はなにを置くのかという設計をおこないます。でも、お菓子屋さんの内装ってどうすればいいのかと不安に思いますよね。
お店の設計や施工は専門業者にまかせるのが一般的ですが、理想な内装をオーダーするために必要なポイントを抑えましょう。
今回は、お菓子屋さんの店舗内の設計と施工の流れについて紹介します。あなたの理想としている店舗の外観と内装を細かく伝え、イメージ通りのお店を実現しましょう。
目次
販売形式を決める
お店の設計をする前に、まずはどのようなスタイルでお菓子を販売したいのかを考えましょう。
セルフ式
お客さまは自由に商品を選べるスタイル。
パン屋さんのようなイメージで、トレイに好きなお菓子を取っていきます。
お客さんが自由に動けるように、ある程度の販売スペースの広さが必要になってきます。
対面販売式
棚やショーケースに商品を並べ、注文されたお菓子をスタッフが出すというスタイルです。
主に、生ケーキを扱っているお菓子屋さんに見られます。
売り場の広さはそれほど必要ではありません。道路に面した場所にショーケースを置くと、通りすがりの人にも商品を見せることができ、来店を誘導してくれます。
10坪程度の小規模なお菓子屋さんは、対面販売式を選ぶとスペースに余裕が出ます。
イートインやカフェスペースの設置
店内でお菓子やパンを食べることができるスペースやコーヒーなどの飲み物を提供できるカフェスペースをもうけたい場合は、そのスペースが取れるかどうかの確認もしましょう。
カフェやイートインを設置する場合は、飲食店営業や喫茶店営業などの営業許可が必要となり、その基準を満たしている物件かどうかも考えて物件を選びましょう。
厨房と販売スペースの境目
お客さまの入る販売スペースから厨房は見えないレイアウトもありますが、最近では厨房の仕切りを作らず、オープンキッチンにする傾向にあります。
手作りのお菓子であるということや安心・安全というアピールになります。
店内の空間を広く、開放的に見せることができます。
ただし、厨房はダンボールなどのムダなものが見えないようにしたり、調理器具を整理整頓し、清潔に保つといった配慮が必要です。
少しでも不潔さが見えると、お客さまは購買意欲を失います。
お菓子屋さんのイメージを決める
あなたの考えたコンセプトを元にどういう店舗にしたいのかを考えましょう。
施工業者には、どんなお店にしたいのかイメージカラーや雰囲気といったものを具体的に明確に伝えましょう。
ほかのお菓子屋さんやパン屋さん、飲食店や雑貨屋さんなど、イメージに近い雰囲気のお店の写真を用意するとよいでしょう。
言葉で伝えるよりも写真のほうが伝わる場合もあります。
レイアウトのポイント
販売スタイルを決めたら、物件の間取り図を見ながら、オーブンや作業台、ショーケースやカウンターなどのレイアウトを考えます。
店内の様子や商品の並べかた、お客さまの行動などをシミュレーションしてみましょう。
厨房は、冷蔵庫、オーブン、ミキサー、棚などを作業の流れに沿って配置しましょう。
内装業者との打合せ
内装はお店のイメージを左右するので、店舗のデザインや工事はお菓子屋さんやパン屋さん、飲食店などの施工に実績のある業者を選びましょう。
打ち合わせの際には、販売スタイル、厨房の機器の配置、棚やカウンターの位置、電圧や配管、配線などを説明しましょう。
合わせて、イメージカラーや雰囲気なども伝えます。
また、工事に使える予算を明確にして、見積もりを出してもらいましょう。
工事を安くするポイント
店舗の施工といった工事は予算のかかるものです。
どうしても予算をおさえたいのであれば、床や壁の塗装などは自分でおこなうことも可能です。
電気やガスの配線は素人にはできませんが、壁を塗ったり、棚を作ったりということは女性でもできそうです。
素人だと完成度が低くなりますが、味が出て個性的な雰囲気を演出することもできます。
ただし、手作りにこだわりすぎて開店が伸びてしまい、余計な家賃が発生してしまいますので、こだわりすぎには注意しましょう。
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いかがでしたか。今回は、「理想的なお菓子屋さん!店内の設計のポイントと施工の流れ」について紹介しました。
これで、理想的なお菓子屋さんの店内の設計や施工を伝えることができますね。お菓子屋さんを作る際にはぜひ参考にしてみてくださいね。