アイシングクッキーを作るようになってくると、文字を書いて気持ちを伝える機会も出てくるのではないでしょうか。アイシングクッキーで文字を書くのにはちょっとしたコツがいります。
アイシングクッキーで文字がキレイに書けるようになる書き方とコツを紹介します。
目次
文字を書く準備
まずは、文字を書く前の準備について説明します。
アイシングの固さ
アイシングの固さは、レースや枠線を絞るときと同様に固めに作ります。
なめらかに文字が書けるようにアイシングはしっかりと練りましょう。
コルネの握り方
コルネの握り方はこちらの写真のように握ってください。絞る角度は鉛筆を握るときと同様に少し斜めに持ちます。
コルネの先の太さ
コルネの先は、コルネの先端から1ミリくらいを切ります。太すぎると文字がつぶれてしまいますし、細すぎると力が入りすぎてうまく書けません。
コルネの絞り方の基本についてはこちらをご覧ください。
文字の大きさ
文字の大きさは、一文字を7〜8ミリ四方内に書くとバランスよくなります。漢字など複雑な文字は1cm四方に書きましょう。
文字の書き方
文字を書くときは、鉛筆やペンを持って書くのと同じように書きます。
文字の下ラインがまっすぐと並ぶように書き、文字の大きさや高さが同じになるように気をつけながら書きます。
ちなみに、鉛筆で書く文字がヘタな方はアイシングクッキーで書く文字も下手くそです。あたりまえですが、文字のうまさは連動します。アイシングクッキーの文字が鉛筆の文字よりも上手に書けることはありません。
もし、文字が下上手でない方は鉛筆の文字の練習から始めましょう。
アルファベットブロック体
アルファベットのブロック体がアイシングで書く文字でもっとも簡単です。鉛筆文字のうまさにはあまり連動せず、正確にていねいに書けば上手に書けます。
難易度:★
文字の上下の高さを同じになるように書くときれいに見えます。
小文字よりも全体を大文字で書くと見やすくなりますよ。
ひらがな文字
ひらがなも比較的カンタンに書けます。鉛筆で書く文字と連動していますので上手さは連動します。
難易度:★★
結婚式などのフォーマルな場面では、筆で書く書道のようにかくとちゃんとした印象になりますね。
一文字6〜7ミリ四方の大きさで書いていますので、コルネの先は少し細めの1ミリ以下です。
こちらは年賀状のアイシングクッキーです。書道っぽく撥ねやはらいを書くと年賀状っぽさが増しますね。
アルファベットブロック体とひらがなを混ぜたものです。アルファベットブロック体とひらがなを一緒に書く場合は、ひらがなをブロック体っぽくかわいく書くとバランスが取れます。
アルファベット筆記体
アルファベット筆記体は書くのはさほど難しくありませんが、他人が読むのが少し難しいかなと思います。
筆記体を書く場合は、見本などを見ながら筆記体の文字を正確に書きましょう。勢いでなんとなく書いてしまうとほんとうに読めなくなります。
難易度:★★★★
こちらのように、短くて分かりやすい文字を筆記体にすると分かりやすいですし、エレガントに見えます。
全体的にエレガントなアイシングクッキーの場合もアルファベット筆記体にするとバランスが取れます。メッセージを書くときにもおすすめです。
こちらは結婚式のプチギフトとして、新郎新婦のイニシャルを書いています。イニシャルの場合も筆記体にするとエレガントに見えます。
漢字
漢字を書くのはちょっと難しめです。ひらがなと同様に、鉛筆でかく文字と上手さが連動してしまいます。
難易度:★★★★★
「安産祈願」と書いたベビー用のアイシングクッキーです。漢字は書道っぽく書くとサマになります。
アイシングでつくる名前の書き方やそのコツはこちらの記事を参考にしてください。
いかがでしたか。
今回は、「すぐに実践できるアイシングクッキーの文字の書き方たった4つのコツ」の紹介でした。これでアイシングクッキーで文字を書くのも難しくないはずです。ぜひ文字を書くのにチャレンジしてみてください。
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