アイシングクッキーをせっかく作ったのに、乾かした後にアイシングの色が変わってしまっているということはありませんか。
アイシングクッキーを作っている時には分かりにくいのですが、乾いた後に分かってしまいます。できあがった後だと、もうやり直しはききませんよね。ですので、作る前になんとかアイシングの変色をとめたいものです。
アイシングを作る前にできる変色をとめる方法があります。今回は、アイシングクッキーが変色してしまう原因とその解決法を紹介します。
目次
アイシングの変色の原因
アイシングが変色してしまうのは、
- 白いアイシングが黄ばんでしまう
- 色付けしたアイシングが変色する
の2つの種類があります。
それぞれの原因を説明します。
アイシングが黄ばむ
白いアイシングを絞っていて、乾燥したころに黄ばんだ染みができていることがあります。
その原因は、卵白と水と粉糖をしっかりと混ぜ合わせて練っていないことです。黄ばみは卵白からしみ出した液で、しっかりと粉糖に混ぜ合わせていないためです。
ですので、しっかりと材料を混ぜ合わせ、練るようにしましょう。また、材料を正確に計ることも大切です。
アイシングの練りかたは「脱初心者!アイシングの絞りを完全マスターする3つのステップ」をご覧ください。
色付けしたアイシングが変色する
アイシングに着色して塗り、乾かしたころに色が変わっているということもよくあります。
その原因は、上記と同様にしっかりと練っていないことが原因のひとつです。
着色料を合わせる前にもしっかりと練り、着色料を合わせたあとにもしっかりと混ぜ合わせるようにします。
着色料は粉末のものやジェル状のものがありますが、すぐに混ざっているように見えますが、実際は混ざっていないことがあります。色にムラがあると、乾いたあとに変色したように見えてしまいます。
いくつかの着色料を合わせて色を作る場合には、よりしっかりと混ぜ合わせるようにしましょう。
また、紫色などもともとくすんでしまいやすい色もあります。
アイシングが変色しないための解決法
上記をふまえて、アイシングが変色しないようにするための解決法を説明します。
分量は正しく
アイシングを作る際には、生の卵白、乾燥卵白、メレンゲパウダーなどをつかうのですが、その分量をしっかりと量るようにしましょう。分量は大さじ表記だったり、グラム表記がされていますが、それをきっちりと計るということです。少ないグラム数で書かれていてもそれを守りましょう。
参考記事:初心者は知っておきたい!アイシングの3つの作りかた
しっかり練る
分量通りのアイシングの材料を合わせたら、ヘラやゴムベラをつかってしっかりと練り、水と粉糖と卵白をつなげるようにします。べとっとしたアイシングではなく、つやが出てふんわりとしたアイシングになれば完成です。
もちろん着色料を加えた後もしっかりと練ります。
アイシングの練りかたは「脱初心者!アイシングの絞りを完全マスターする3つのステップ」をご覧ください。
いかがでしたか。今回は「アイシングクッキーが変色してしまう!原因と解決法」を紹介しました。アイシングクッキーはひとつひとつの行程を丁寧に行うことで失敗せずにできます。
アイシングが変色してしまったという方は参考にしてくださいね。