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アイシングクッキーを作るときに最初につまずくのが、アイシングクリームの作り方です。
アイシングクリームがきれいに作れないと、アイシングでレースや文字を書いたりすることができません。
今回は、初心者やアイシングクッキーがうまく作れない方へ、なるべく簡単に作れるアイシングクリームの材料や作り方を紹介します。
初心者の方はなるべく簡単な作り方でアイシングクリームを作りましょう。
目次
アイシングクリームの種類
アイシングは基本的には卵白と粉糖のみで作りますが、材料や作り方はいくつかあります。
一般的なものはこちらの3つです。
- 生卵の卵白+粉糖
- アイシングシュガー
- 乾燥卵白+粉糖
それぞれの特徴とメリットとデメリットを紹介します。その特徴を元に自分の好きな作り方を選ぶことができます。
1. 生卵の卵白を使うアイシングクリーム
最も一般的な作りかたの生卵の卵白を使う方法です。
材料
- 卵白:1個分(約20g)
- 粉糖:150g
作り方
卵白に少しずつ粉糖を加え、泡立て器で10分ほど混ぜる。
メリット・デメリット
材料の生卵が簡単に手に入るため、手軽に作れる方法です。
しかし、10分以上混ぜる必要があるし、アイシングの固さを調整するのも難しいです。また、ちょうど良い固さを見極めるのに慣れが必要です。
材料を手に入れるのは簡単ですが、作るのがたいへんで初心者の方は作るのに時間もかかりますし、失敗する可能性も高いです。
簡単な作り方ではないので、あまりおすすめできないかなぁって思います。
2. アイシングシュガーを使うアイシングクリーム
アイシングシュガーとは、アイシングに必要な材料があらかじめ入っており、水を加えて混ぜるだけで簡単にできるパウダーです。
材料
- アイシングシュガー:100g
- 水:大さじ1(固め)、大さじ1.5(ゆるめ)
作りかた
アイシングシュガーに水を加えて混ぜます。
メリット・デメリット
計量した水を加えて混ぜるだけで、理想的な固さのアイシングクリームが簡単に作れます。
ただ、アイシングシュガーはネット等の専門店しか販売していないため、材料は手に入りにくいです。
初心者や体験で作ってみたいという方に向いています。ほかの材料に比べると高いですが、少量作る場合にはおすすめです。
3. 乾燥卵白を使うアイシングクリーム
生卵の卵白を乾燥させてパウダー状にしたものが乾燥卵白です。この乾燥卵白を使って、アイシングクリームを作る方法です。
材料
- 乾燥卵白:小さじ3杯(約6g)
- 粉糖:200g
- 水:大さじ3杯
作り方
乾燥卵白を大さじ3の水に溶かす。すぐには溶けないため、混ぜたまま2〜3時間置いておきます。乾燥卵白を溶かした液をこし、粉糖に加えて混ぜ合わせる。
下記に詳しい作り方の説明をしていますので、ご覧ください。
メリット・デメリット
乾燥卵白を溶かした水と粉糖を混ぜるだけで簡単にアイシングクリームが作ることができます。また、ほかの材料に比べて安く買うことができます。
しかし、スーパーなどで購入することは難しく、ネット等で購入する必要があり、材料が手に入りにくいという点がデメリットです。
失敗しない選び方
アイシングクッキーを作りはじめた初心者の方が、アイシングクリームをちょうど良い固さに作るところが最初の難関です。
ですので、アイシングクリームはなるべく簡単な方法で作るのがおすすめです。
わたしが初心者の方におすすめするのは、アイシングシュガー、または乾燥卵白を使う方法です。
まず、初心者の方はアイシングシュガーを使ってみることをおすすめします。時間短縮になりますし、失敗を回避することができます。
アイシングシュガーを使ってある程度慣れてきたら、乾燥卵白を使ってみるといいですよ。特に、アイシングシュガーはちょっと割高ですので、たくさん作るときには乾燥卵白にするといいですね。
アイシングクッキーを作りはじめの頃は、時間がかかりすぎたり失敗するとモチベーションが下がってしまいます。最初につまづくと作るのが楽しくなくなってやめてしまうこともあります。
ですので、初心者のころにはなるべく簡単な作り方を選ぶことをおすすめしています。
乾燥卵白のアイシングの作り方
わたしがアイシングクッキーのお店をしていたときには乾燥卵白を使っていました。
理由は、簡単に作れて安いからです。
オーダーメイドで作っていると作るアイシングクッキーの数も吸う何百個も作っていたので、なるべく簡単につくれるというのは必要な条件です。
アイシングクッキーを作るのに慣れてきたら、ぜひ乾燥卵白を使う方法で作ってみてはいかがでしょうか。
では、乾燥卵白を使ったアイシングクリームの作り方を説明します。
材料
- 乾燥卵白:小さじ3杯(約6g)
- 粉糖:200g
- 水:大さじ3杯
左の薄い黄色のパウダーが乾燥卵白です。水に溶けにくいです。
道具
- 大さじ
- 丸型のタッパーや容器
- こし器
- パレットナイフ(またはゴムベラ)
道具と材料の詳細についてはこちらをご覧ください。きれいなアイシングクリームを作るために必要な材料について書いています。
作り方
1.乾燥卵白をふた付きタッパーに入れ、水を大さじ3杯加えます。
ふたをして、よく振り混ぜ、1時間ほど置きます。
乾燥卵白は水に溶けにくいため、時間をおくことが必要です。できれば前の晩に準備しておくと、翌朝には完全に溶けています。
2. 卵白水をこし器で漉し、泡を取り除きます。
3. 卵白水を粉糖に加えます。
4. パレットナイフで卵白水と粉砂糖を混ぜ合わせます。
最初はぼそぼそのクリームですが、パレットナイフで練り続けます。
まだまだ練り続けます。練り続けると粉がなくなります。
もし粉が残るようであれば、水を一滴ずつ加えて調整します。
はじめはマットな生地ですが、練ることによりつやのある生地になります。
5. このようになめらかなクリームになったらできあがりです。基本的には混ぜるだけなので簡単にできます。
こちらがベースの生地になり、固めのクリームになります。
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ラインや文字を絞る場合は、このベースのクリームでそのまま使えます。乾燥卵白で作る場合は、できあがりがすぐに使える固めのクリームでできあがるのが便利ですね。
あとは、水を加えて固さを調整して、好みの固さのクリームを作ります。
ぜひ、乾燥卵白でもアイシングクリームを作ってみてください。