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お菓子屋さんを開業する際に、まずは気になるのが開業資金をどうやって調達するかですよね。
貯金などの自己資金だけで開業できるのであればいいですが、そうでないなら、融資を受ける方法があります。
今回は、お菓子屋さんの開業資金の調達の仕方を紹介します。
目次
民間金融機関融資とは?
借入先としては、銀行や信用金庫などの民間金融機関と公的機関による融資があります。
銀行や信用金庫などによる融資のことです。
初めての開業で担保や保証人がいなければ審査は難しいことがあります。金利は4〜5%から10%以上までとかなり高いので注意しましょう。
金利とは?
貸金に対する利子のこと。
例えば、金利5%なら、借りた金額に対して5%の利息を支払う必要があります。10万円借りた場合には、10万円×5%=5000円 となり、5000円を利息として支払わなければいけません。
公的機関とは?
公的機関とは、日本政策金融公庫などの政府系金融機関や都道府県などの制度融資などがあります。
営利を目的としないため、2〜3%と低金利で、返済期間も長く設定している場合があります。
日本政策金融公庫は、日本の経済発展を目的としているため、個人の事業者でも利用しやすいです。
制度融資は、都道府県や市町村などの地方自治体と信用保証協会・金融機関による三者による融資の制度です。
日本政策金融公庫に相談しよう
日本政策金融公庫とは創業を支援する役割をもって融資をおこなう公的機関です。
個人が事業を始める際にも融資が受けやすくなっていますので、まずは日本政策金融公庫に相談してみるとよいでしょう。
新たに事業を始める人向けの「新規開業資金」、女性や35歳未満の若者、55歳以上のシニアのための「女性・若者/シニア起業家支援資金」などさまざまな融資制度があります。
金利は制度によって異なりますが、比較的低金利で、無担保・無保証人で借りることのできる制度もあります。
また、資金繰りが難しい場合に返済を猶予してくれる措置期間が2年以内にもうけられています。
創業計画書を作ろう
これらの融資を受ける場合には、必ず創業計画書(事業計画書)の提出が必要となります。
日本政策金融公庫のホームページに創業計画書のフォームがあり、ダウンロードできるようになっています。
創業計画書には主に以下のことを記入します。
- 創業の動機:お菓子屋さんをはじめる動機や理由
- 事業の経験:お菓子屋さんやパン屋さんで働いていた経験等
- 取扱商品、サービス:販売するお菓子などの商品
- 販売先・仕入れ先:どこで商品を販売するか、食材の仕入れ先はどこか
- 必要な資金と調達方法:設備・運転資金はどのくらい必要か、自己資金はあるか、ほかの借入先はあるか
- 事業の見通し:創業直後と軌道に乗ったときの収支、売上高・原価・経費の根拠
創業計画書を書くのが難しい場合は、各都道府県にある日本政策金融公庫の支店で相談してみましょう。
自己資金は必要
開業資金が足りない場合は、融資を受けることになるのですが、その場合でも自己資金は多少必要となります。
融資の条件額は自己資金の3倍までと規定が設けられていることがあります。
開業したいと思ったら、まずは資金を貯めることからはじめましょう。
いかがでしたか。今回は、「お菓子屋さんの開業資金の調達の2つの手段」を紹介しました。これで、どうやって資金調達をすればいいのかというギモンが解決できました。開業資金を用意する際には、ぜひ参考にしてみてください。