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お菓子屋さんを開業する際に、資金を借りる場合が出てきます。その際にどういう流れで金融機関に手続きをすればいいのかって分かりにくいですよね。
始めてのことだし不安がいっぱいあると思います。
今回は、そんな複雑そうにみえる金融機関での融資申込みから決定までの流れを紹介します。
開業を予定している人が融資を受けれる先は、銀行や信用金庫などの民間金融機関融資、公的な機関である日本政策金融公庫や制度融資などがあります。
★リンク
これらの融資制度に申し込んでも融資がおりるのは1〜2割程度といわれています。
審査に通るためには「開業後に利益を上げることができ、返済能力があること」を証明しなければいけません。
目次
融資の申込みから決定までの流れ
融資の申込みかたと決定までの流れです。決定までには時間がかかることもありますので、必要であれば早めに融資を申し込みましょう。
融資先の支店などで相談をする
事前に支店に予約の電話を入れ、当日支店に足を運びます。
あなたの状況やどういうお菓子屋さんを開業したいのかということを伝え、どの融資制度が合っているのかを相談しましょう。
創業計画書(事業計画書)を作成する
融資を申し込む場合には創業計画書を作成して提出しなければいけません。事業の今後の見通しを立てるためにもしっかりと作成しましょう。
また、作成した創業計画書について質問を受けても答えることができるように、しっかりと把握しておきましょう。
融資の申込みをおこなう
創業計画書や借入申込書など必要な書類を用意して、融資の申込みをおこないましょう。
担保をつける場合は、登記簿・公図(土地の図面)・固定資産の評価証明書などの提出が必要となります。
面談と審査
創業計画書をもとに、開業したいお菓子屋さんの事業内容についての面談がおこなわれます。
創業計画書の内容があいまいだと厳しい質問をうけることもあります。計画書は明確に記入し、答えることができるようにしっかりと創業計画書の内容を把握しておきましょう。
融資の決定
審査に通ると、必要な書類が送られてきます。書類に記入し契約手続きをおこないます。原則として返済は月払いとなります。
金融機関への融資申込みのポイント
融資を申し込む前に次のポイントを明確にしましょう。
必要金額
いくら貸してほしいのかを考えます。開業後の利益予測や経費予測といった事業計画を元にどのくらいの金額が足りないのかと計算しましょう。
資金用途
借りた金額をなにに使うのかということです。物件や設備、運転資金など借りた資金をなにに使うのかを明確にしましょう。
返済財源
返済をどのようにしていくのかということです。
開業後すぐに利益を上げることは難しいです。金融機関によっては返済の措置期間をもうけている場合もあり、開業後の数ヶ月は利息のみの支払いだけで、元金を支払わなくてもいいという制度があります。
措置期間に事業を軌道に乗せ、期間終了後に返済するという計画がたてられます。
また、毎月どのくらいの売上をあげることができ、いくら返済できるのかをシミュレーションしましょう。
保全
担保や保証人をつけることを保全といいます。万が一、借入金が返せない場合に担保となるものがあるかということです。
日本政策金融公庫や都道府県の融資には無担保・無保証人で借りることができるものもあります。
返済期間
いつまでに融資金額を返すことができるのかということです。
一般的に、運転資金は3〜7年以内、設備資金は5〜15年くらいの返済期間で融資されます。事業計画により、そのくらいの期間で返済できるのかを計算しましょう。
★リンク(創業計画書)
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いかがでしたか。今回は、「知っておくべき!お菓子屋さんの開業資金の手配の流れ」を紹介しました。
これで、金融機関で開業資金を手配する流れが明確になりましたね。お菓子屋さんの開業資金を借りる場合は、ぜひ参考にしてみてください。