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お菓子屋さんを開業する準備で、お菓子の値段を付けたら、つぎは売上目標を決めていきましょう。
でも、お店もオープンしてないし、お客さんがどのくらい来るのかも分からないのに売上目標ってどうやって立てたらいいの?ってギモンに思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、お菓子屋さんの売上目標の立てかたについて説明します。
目次
売上目標の考えかた
お菓子の値段が決まったら、それを元に売上目標を決めましょう。
毎月の売上は、
1日の売上 × 営業日数
となります。
たとえば、1日の売上が4万円で営業日が25日間なら、1ヶ月の売上は100万円です。
そこから、材料費、家賃、梱包材などの備品等、ローンの返済を引き、自分の給料も売上の約30%引いた残りが利益になります。
利益が売上の30%ほど出ていれば、経営が安定していきます。
売上目標の決めかた
お店の利益は1ヶ月の売上の30%を目指していきましょう。
ひとりでやっていくお店であれば、まず最初は1日の売上目標を4万〜5万円を目標に設定しましょう。
1.収入を計算しましょう
まずは収入にあたる、1ヶ月の売上を計算します。
1日の売上の計算
1日の売上 = 商品の平均価格 × 売上個数
もしくは、
1日の売上 = 平均客単価 × 客数
1ヶ月の売上の計算
1ヶ月の売上(①)= 1日の売上 × 営業日数
2.支出を計算しましょう
お店を続けていく上でかかる必要経費を計算します。
※ 1人でお店を運営する場合
材料費=1ヶ月の売上×30% | 1ヶ月の売上の30%が目安 |
人件費=1ヶ月の売上×30% | 1ヶ月の売上の25〜30%が目安 |
家賃=固定 | 1ヶ月の売上の5〜10%に収まるように |
光熱費=1ヶ月の売上×5% | 1ヶ月の売上の5%が目安 |
梱包材=1ヶ月の売上×3% | 1ヶ月の売上の3%が目安 |
広告宣伝費=1ヶ月の売上×2.5% | 1ヶ月の売上の2.5%が目安 |
ローン返済=固定 |
支出合計(②)= 材料費 + 人件費 + 家賃 + 光熱費 + 梱包材 + 広告宣伝費 + ローン返済
3.利益を計算しよう
収入合計から支出合計を引いたものが利益となります。
売上金額(①)の約30%が利益となるように計算しましょう。
収入合計(①)— 支出合計(②)= 利益
利益がプラス(+)になれば黒字、マイナス(—)になれば赤字です。赤字の場合は当然経営を続けることが難しくなります。
赤字になる場合や利益が30%以下の場合は、支出のどこを減らせばいいのかを考え直します。家賃やローン返済額や人件費は固定ですので減らすことはできませんが、材料費や梱包材や光熱費を見直しましょう。
また、収入を増やすにはどうすればいいのかを考えましょう。
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いかがでしたか。今回は、「お菓子屋さんの売上目標の立てる考え方」について紹介しました。お菓子屋さんを作る際には、ぜひ参考にしてみてください。