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アンパンマンは今の小さな子供たちにも大人気なキャラクターです。
わたしがオーダーメイドのアイシングクッキーのお店をしていたときにも、頻繁にアンパンマンのオーダーがありました。お子さんの誕生日プレゼントだったり、結婚式の席札だったりといろんなアンパンマンを作っていました。
関連記事:アンパンマンをアイシングクッキーで作ってみたよ!|超人気キャラクターたち
そんな人気なアンパンマンのアイシングクッキーを作ってみたいと思いませんか?
アンパンマンなどのキャラクターをアイシングクッキーで作る際は、ハンドフリーで描いてしまうと、ちょっと顔のパーツの位置がずれているだけで、なんか違うキャラクターになりがちです。
なので、正確な位置に顔のパーツを描く必要があります。
絵が上手に描けないのに難しそう!って思うかもしれませんが、今回紹介する作りかただと、絵が苦手な方もアイシングクッキー初心者にも簡単にアンパンマンが作れます。
アンパンマンのアイシングクッキーに挑戦してみてはいかがでしょうか?
なるべく分かりやすく詳しく説明していきます。
最後に作りかたの動画も用意していますので、アイシングのしかた等を参考にしてください。
目次
アンパンマンのアイシングクッキーの作り方
では、さっそくアンパンマンの作り方を説明していきます。
1. クッキーを準備します
丸型のクッキーを焼きます。
手のひらにちょこんと乗る直径6〜7cmが、作りやすくてちょうどいい大きさです。
アンパンマンのようなキャラクターを作るのにぴったりなクッキー生地のレシピです。
直径6cmのクッキー型です。
パティシエール 18-8 丸 抜型 6cm
2. アイシングカラーを準備します
アンパンマンの顔の色は、黄色がかかったような薄めの茶色です。
アイシングカラーは少量しか使わないため、グラムで表示することができないので感覚になってしまいます。色を確認しながら、アイシングカラーを少しずつ色を加えてアンパンマンカラーを作ってみましょう。
アンパンマンの色
アンパンマンの顔の色は茶色・オレンジ・黄色を混ぜます。
- 茶色 ●
- 黄色 ●
- オレンジ ●
目安は、茶色:黄色:オレンジ = 3:1:1
アンパンマンの色が作れる赤色のアイシングカラーです。
オレンジ色のアイシングカラーです。
wilton オレンジアイシングカラー / 28g
茶色のアイシングカラーです。
wilton ブラウンアイシングカラー / 28g
アンパンマンを作る場合は、上記のようなジェル状の着色料を使うと、鮮やかで発色のよい色が出るのでアンパンマンらしい色になりますよ。
アイシングカラーのメーカーによって色味が違ってくるので、アンパンマンのイラスト等を見ながら色を調整してみましょう。
色味が決まったら、アイシングクリームをよく混ぜ合わせ、色にムラがないようにします。
ベースを塗る用の少しゆるめのクリームになるように水を加え調整します。
アイシングクリームをコルネに入れます。
4. 顔のベースを塗ります
丸型のクッキーにアンパンマンのベースを塗ります。
半日(8〜12時間)以上乾かして、完全にアイシングクリームを固めましょう。
表面が乾くのは早いですが、今回はアイシングの表面にキズを付けていくので完全に中身まで乾かしてくださいね。
5. アンパンマンの顔を描く
次に、アンパンマンの顔を描いていきます。
使用する道具
- アンパンマンのイラスト(クッキーの大きさよりも1〜2ミリ小さいもの)
- トレーシングペーパー(薄い紙)
- 油性マジック
- けがき棒(とがった棒):つまようじ不可
- スポンジ(お皿を洗うスポンジの未使用のもの)
上記写真にあるとがった棒をけがき棒といいます。この棒でイラストの下書きをしていきます。
けがき棒はアイシングクッキー用のものはほとんど売られていませんので、こちらの工作用のものを代用するとよいでしょう。使い心地は同じです。
精密ケガキ針 (TM-24)
わたしも工作用のけがき棒を使っています。アイシングクッキーに傷つけていきますので、つまようじでは代用できません。
アンパンマンのイラストを下に置き、トレーシングペーパーに油性ペンで写します。
アンパンマンは裏表が分かりにくいので、表が分かるようにしておきましょう。
トレーシングペーパーを表側を上にして、スポンジの上に置きます。
ほっぺたや目などのパーツの輪郭をけがき棒で穴を2mmくらいの感覚であけます。
乾かしておいたアンパンマンの顔の上に、紙を表側にして置きます。顔の輪郭とぴったり合うようにあわせます。
トレーシングペーパーにあけた穴の通り、けがき棒でクッキーにキズを軽くつけます。軽く分かる程度の傷でかまいません。
ほっぺた・鼻・目・眉毛・口とすべてのパーツの傷を付けましょう。
↓わたしは目と口のパーツに跡を付け忘れてます…。忘れずにね。
6. アイシングクリームを作ります
顔のパーツ用のアイシングを作ります。
アンパンマンの顔の着色料
- ほっぺた/オレンジ●:赤●=3:1
- 鼻/赤●:オレンジ●=3:1
- 光/白○ →ほっぺたと鼻の光
- 眉毛・目・口/黒●(もしくは焦げ茶色●)
黒色のアイシングカラーもジェル状のほうが濃い色になるのでおすすめです。
wilton ブラックアイシングカラー / 28g
アンパンマンの鼻は赤っぽい色、ほっぺたはオレンジっぽい色です。
ほっぺたも鼻も同じような色に見えるんですが、微妙に違う色のようです。ほっぺたは赤っていう印象が強いので、よく間違えてしまわないようにしましょう。
少し濃いめに色をつけるとアンパンマンらしくなります。
アイシングクリームの固さ
- ほっぺた(オレンジ):少し柔らかめのアイシング
- 鼻(赤):少し柔らかめのアイシング
- 光(白)少し柔らかめのアイシング
- 眉毛・目・口(黒):固めのアイシング
少し柔らかめのアイシングはベースを塗るくらいのやわらかさ、固めのクリームはラインを引く用の固さで調整してください。
7. アンパンマンの顔をアイシングします
アイシングクリームのコルネの先を1ミリ程度切り落とします。
さきほどキズをつけたクッキーを置き、そのキズのついた部分に沿ってアイシングクリームで色を塗っていきます。
この順番に描いていきます。
- 鼻(赤)
- 鼻の光(白)→ここで軽く乾かします
- ほっぺた(オレンジ)
- ほっぺたの光(白)
- 目・眉毛・口
鼻から最初に描いていきます。乾かないうちに光も忘れずに入れましょう。
光(白)は向かって左上に描きます。こういった細かいポイントもキャラクターを正確に作るのに必要な要素です。
ここで、鼻が表面だけ軽く乾かしましょう。濡れたままほっぺたを塗るとにじんでしまうことがあります。
次は、ほっぺたを描いていきます。向かって左上に光も忘れずにいれましょう。(写真はアンパンマンの頭から撮っているので光が反対です)
2〜3時間乾かしたら、できあがりです♪
なぞるだけなのでカンタンに顔の位置が決まります。
繰り返しますが、アンパンマンのようにシンプルなデザインのキャラクターは、ほっぺたや目などのパーツの位置や大きさが少し違うだけで、なんか違うっていうような偽物のキャラクターになりがちです。
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アンパンマンの作りかたの動画
動画でも作りかたを説明しています。こちらの説明と動画をみていただけると分かりやすいと思います。
ご覧ください。
いかがでしたか。今回は、「誰でも簡単に!アンパンマンのアイシングクッキーの作り方【完全保存版】」の紹介でした。ぜひ、アンパンマンのアイシングクッキーを作っていただけるとうれしいです。