[ad#chezkico_kiji_ue]
お菓子を販売し始めると、イベントへの参加の話も出てくることがあります。お店を始めたばかりの頃はイベントへ誘われたら積極的に参加しましょう。
今回は、お菓子屋さんがイベントに参加するメリットと参加する際の準備について紹介します。
人のにぎわうイベントは多くの人に出会える場所ですので、賢く利用してお店の運営に役立てましょう。
目次
イベントに参加するメリット
今では、都会でも地方都市でも小さな町など全国各地で手作りのものを販売するイベント開催されています。名称もマルシェ、手作り市といわれています。
まずはこれらのイベントでお菓子を販売して、手応えを得てから、実店舗を開くという人もいます。
お菓子屋さんがイベントに参加するメリットをあげました。上手にイベントを使って、お店の運営に役立てていきましょう。
お店の宣伝になる
イベントにはたくさんの人が集まりますので、あなたのお菓子に目をとめてくれる人も多く、ファンを増やすことも可能です。
普段はお店のある通りを通らない人も、イベントで知って、お店に来てくれる人もでてくるかもしれません。つまり、あなたのお菓子屋さんの商圏になっているターゲット層以外の人たちに告知することができます。
お店のことを知ってくれる人を増やせるということが、イベントに参加する最大のメリットだといえます。
マーケティングの場になる
イベントではお客さまとの距離が近くなります。販売することはもちろんですが、積極的に試食を配り、お客さまの反応をみましょう。
新商品としてだす予定のお菓子を試食してもらい、感想を聞いてみましょう。想像していたこと以外の意見が聞けたり、意外な反応をもらったりし、今後のお店の方向性を考えるヒントになる場合もあります。
また、商品によっては、性別や年齢によって好みが分かれていることが分かったりと様々な発見があります。
マーケティングのためにも、時々イベントに参加してみるのもよいでしょう。
出会いがある
イベントには同業者のお菓子屋さんだけでなく、パン屋や雑貨屋、農業の生産者や飲食店、手作りの作家などが集まります。
異業種の人たちと出会うきっかけにもなります。商品のディスプレイの仕方やラッピングの仕方、接客などはとても参考になります。
また、食材を仕入れさせてもらったり、珍しい食材を知るきっかけにもなります。
さらに、お菓子を置いていない雑貨屋やカフェにお菓子を置いてもらえるチャンスが出てくるかもしれません。
同じお菓子屋さんも必ずチェックしましょう。商品はもちろん、ラッピングの仕方や接客なども参考になります。
積極的にイベント参加者と仲良くなり、交流を持つようにしましょう。
イベントに参加する際のデメリット
イベントに参加することにはメリットがたくさんありますが、デメリットももちろんあるんです。
イベントの前までに商品を作り、ラッピングしておかなければいけません。
イベントは基本的には週末におこなわれることが多く、イベントの前日や当日にお店を休むことは難しくなります。そのため、お店の分とイベントの分の商品を作らないといけないため、負担が増えてしまいます。
ひとりで運営している場合は、お店を休みにするか、スタッフを雇うまではイベントには参加しないといった決断が必要となります。
イベントにはメリットとデメリットを考えた上で参加しましょう。
イベントの準備
イベントに参加する際には、前もって準備するものがたくさんあります。忘れ物をして慌てないように、持ち物の確認をおこないましょう。
イベントに持っていくもの
- 商品(ラッピング済みのものと試食用)
- 折りたたみ式のテーブル・いす
- 看板
- テーブルクロス
- 商品説明用のPOP
- 梱包材・ショップバッグ
- 商品陳列用の器やバスケット
- お金受け渡しのトレー
- 電卓
- おつり(小銭)
- 小さめの金庫(売上金を入れる)
- 試食用の皿・つまようじ
- ショップカード・フライヤー・チラシ
- 防寒用毛布や上着
イベントでは現金での購入が一般的です。おつりは多めに準備しておきましょう。お金の管理はしっかりとし、小さな金庫や体に密着したポシェットで管理しています。
一日中、外にいてあまり動かないため、暖かい日でも意外に肌寒く感じてしまいます。特に女性の場合は、真夏以外には防寒用の衣類を準備して寒さへの対策をしましょう。
当日は忘れ物をせず、万全の体制でイベントに参加しましょう。
[ad#chezkico_kiji_shita]
いかがでしたか。今回は、「お菓子屋さんがイベントに参加するメリット」について紹介しました。ぜひイベントに誘われた際に参考にしてみてください。