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今回は、アイシングクッキーを作る際のクッキー生地に必要な材料をまとめました。
アイシングクッキーはクッキー生地と砂糖と卵白で作ったクリームだけとシンプルなお菓子ですので、クッキー生地の素材をいいものにするとぐっと美味しさが増します。
アイシングクッキーを作って大切な人へプレゼントしたいと考えている方にぜひ参考にしてほしいです。
目次
アイシングクッキーのクッキー生地の材料
まずはアイシングクッキーのクッキー生地を作る材料です。
クッキー生地の材料
直径6cm丸型の場合、約60枚分のクッキーを作ることができます。以下は作りやすい分量です。
- 薄力粉:400g
- バター(有塩・無塩は好みで):200g
- 砂糖:170g
- 全卵:Mサイズ(58g〜64g) 1個
クッキー生地の作りかたはこちらをご覧ください。
クッキー生地が美味しくなる材料選び方
アイシングクッキーは表面に絞るアイシングは卵白と砂糖でできています。
アイシングのデザインはとても華やかなのですが、アイシング自体は砂糖でできているため、アイシングクッキーはクッキー生地の味がメインです。
アイシングクッキーを美味しくするためには、クッキー生地には良質な材料を使うとほかのアイシングクッキーに差を付けることができます。
アイシングクッキーで使うクッキー生地は、薄力粉・バター・砂糖・卵の4つだけとかなりシンプルです。
薄力粉
今では、さまざまな種類の小麦粉があり、クッキー生地に合う種類の小麦粉もあります。
クッキーに合うのは「ドルチェ」「クーヘン」といった種類の小麦粉は風味が強くクッキーに合います。
ドルチェ・クーヘンとは:
いずれも江別製粉の北海道産小麦粉。クッキーで使用するとざくざくとした歯ごたえがして香ばしい食感がします。スーパーなどで売られている一般的な薄力粉と比べると香ばしさが違います。クッキー生地で使用するなら「ドルチェ」「クーヘン」がおすすめです。
Amazonのサイトより。
ドルチェ(江別製粉) / 3kg TOMIZ(富澤商店) 小麦粉 薄力小麦粉
2.5kgと量が多いと思うかもしれませんが、2.5kgなんてすぐに使い切ってしまいます。1回分のクッキーで400gの小麦粉を使うので、約6回分ですよ。
バター
バターを使用すると、焼いたクッキー生地の香りがよく、またクッキーの風味も強く感じることができます。
さらに、発酵バターにすると香りが高く、バターの風味が強くなり、クッキーのおいしさが増します。
有塩バターの場合、バターの重さの1%の塩が入っていて、ほのかな塩味を感じることができます。甘いだけでなく、塩味を感じることができるので、わたしは有塩バターのほうを使っていました。バターは有塩でも無塩でもどちらでも好みで選んでも大丈夫です。
わたしが使っているのは高千穂発酵バターです。
これは正直むちゃくちゃおすすめです!!
焼いた後のクッキーの香りが香ばしくて、焼けたバターと砂糖の甘い香りがして、それが食べるときまで続きます。ですので、プレゼントでアイシングクッキーを作る場合には特におすすめです。
アイシングクッキーって美味しくないってイメージもあるのですが、香りがよいですし、「クッキー美味しかった!」って絶対に言われます。
高千穂発行バターは南九州・霧島山で育てられた乳牛の新鮮な生乳を使用し、ヨーロッパの伝統的な製法で熟練の作業員がでていねいに作られた希少価値の高い発酵バターなんです。
売切れも多い商品なので、高千穂発酵バターを使いたい場合は早めに購入することをおすすめします。
高千穂 発酵バター(無塩) 業務用450g
砂糖
クッキー生地は水分の少ない生地のため、普通のグラニュー糖を使うと砂糖が溶けないことがあります。グラニュー糖が溶けないと、クッキー焼成後に砂糖の粒が残り、見た目にも悪いし、食感もよくありません。
そのため、細目グラニュー糖という粒の細かいグラニュー糖や上白糖だと生地に溶けやすく、焼成後に砂糖粒が浮きでてきません。上白糖はスーパーでも簡単に手に入りますので手軽です。
卵
卵には、以下のようなサイズと重さの種類があります。
- LLサイズ:70g〜76g
- Lサイズ:64g〜70g
- Mサイズ:58g〜64g
- MSサイズ:52g〜58g
- Sサイズ:46g〜52g
- SSサイズ:40g〜46g
[ 日本卵業協会 http://www.nichirankyo.or.jp/qa/iro.htm ]
このサイトでのレシピではMサイズの卵で作っています。卵の大きさが違うと水分量が違ってきますのでMサイズ以外の卵を使う場合は量を調整してください。
クッキー生地の選び方 Q&A
アイシングクッキーのクッキー生地についてよく聞かれる質問をまとめました。
バターをマーガリンやショートニングで代用してもいいですか?
バターの代わりにマーガリンやショートニングを使ってもかまいません。上記のレシピで作ってください。
ただ、クッキー生地の味が大きく変わってくる点には注意してください。
最近のバター不足にともなって、お菓子用のマーガリンやショートニングがスーパーや製菓専門店に多く見られるようになりました。バターよりもかなり安価なため、気軽にお菓子作りに取り入れることができます。
でも、マーガリンやショートニングって添加物のかたまりなんです。パッケージの裏にある原材料の欄を見てみると、一般的に目にすることのできる食材がほぼないことが分かります。特に、小さいお子さんに与える場合にはちょっと考えてしまいます。
クッキーを焼成後にバターのようなよい香りがするのも添加物が入っているからです。バターのようなよい香りも焼成後は強いのですが、クッキーが冷めるとほとんど香りがしなくなります。
また、マーガリンやショートニングで作ったクッキーは、バターの風味はなく、砂糖の甘味の強い生地となります。バターを使った生地に比べると味の差は大きく出てきます。
できれば、プレゼントなどでアイシングクッキーを作る場合にはバターで作ると美味しくできあがります。
アーモンドパウダーを加えたいのですが。
アーモンドパウダーとはアーモンドを細かく砕いたもので、クッキー生地に混ぜることもあります。アーモンドパウダーを加えると風味がよくなり食感も軽くなります。
まず、アイシングクッキーのクッキー生地は割れにくいことが大前提です。
アーモンドパウダーにはアーモンドの油分が多く含まれているため、クッキー生地に加えるとどうしてもクッキー生地がもろくなってしまいます。
わたしもアーモンドパウダー入りのクッキー生地で試してみたのですが、どうしてもクッキー生地はもろく、アイシングクッキーを作っている最中やできあがり後に割れてしまうことがありました。
ですので、アーモンドパウダーを加えると風味がよくなるのですが、クッキー生地はもろくなってしまいますので、多めには加えないことをおすすめします。
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まとめ
アイシングクッキーはシンプルなクッキーの味だからこそ、材料は良質なものを使うとさらに美味しくなります。
アイシングクッキーって見た目が華やかなので、どうしてもクッキーって美味しくないんでしょう?って言われがちなのですが、ちゃんと良い材料を使うとクッキーのおいしさが違ってきます。
わたしもアイシングクッキーのお店をしていた時には、発酵バターや良質な材料を使っていたのですが、お客様からの反応はかなりよかったです。
アイシングクッキーのデザインも美しいほうがいいですが、食べものですのでおいしいって言ってもらえるとうれしいですよね。