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教室開講!知っておくべき事業計画のシンプルな7つのステップ

アイシングクッキー教室をひらくための事業計画の立てかた

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アイシングクッキーが上手に作れるようになってきたら、アイシングクッキーを作る仕事をしたいなぁと考える方も多いのではないでしょうか。

アイシングクッキーを仕事にするには、オーダーメイドで販売したり、レッスンで教えたりという方法がありますが、教室を開くのには資格も要りませんし気軽に始められる方も多いのではないでしょうか。

今回は、アイシングクッキーの教室を開きたい方向けに、事業計画の立てかたを紹介します。

気軽に簡単にレッスンを始めることができる反面、続けていくことは大変難しくなります。なるべく教室を継続させるためにも、教室を開業する前には事業計画をしっかりと立てることが重要です。

自宅でひとりで小規模に始めるから、気軽にできるからといって事業計画を立てないことは絶対におすすめしません。どんな状況でもしっかりと事業計画を立てましょう。



目次

アイシングクッキー教室のための事業計画

アイシングクッキー教室を開きたいと考えたら、まずは事業計画を立てましょう。

個人で開くアイシングクッキー教室でもしっかりとした事業計画を立てると教室が長続きすることもできますし、迷ったり悩んだりするときの道しるべとなります。

事業内容とは自分が料理・お菓子教室をとおして実現したいことなのです。その実現したいことを教室を始める前にしっかりとめいかくにして置きましょう。

アイシングクッキー教室を開業するにあたって、最初に決めておきたいことは「どういう教室にしたいのか」というコンセプトを作ることです。

こうしたターゲットやコンセプトを明確にするために、WHY(なぜ)・WHAT(なにを)・WHEN(いつ)・WHERE(どこで)・WHO(だれが)・WHOM(だれに)・HOW(どのように)・HOW MUCH(いくらで)といった6W2Hの視点で考えてみましょう。

WHY(なぜ)

WHYとはなぜアイシングクッキー教室を開くのかという動機の部分です。

教室を開きたいあなたは必ず動機を持っているはずです。

例えば、「飲食店で働いていた経験を生かしたい」「人と料理を通じて交流したい」「アイシングクッキーのテクニックを教えたい」「好きなことを仕事にしたい」などさまざまな動機をもっているのではないでしょうか。

その動機を明確にし、「アイシングクッキー教室をとおして何を伝えたいのか」をあらためて考えてみましょう。

自分がアイシングクッキー教室を開きたいという動機を認識することによって、どんな雰囲気の教室を開きたいのかというイメージが明確になってきます。

そして、その動機がアイシングクッキー教室の経営理念にもつながってきます。

WHAT(なにを)

WHATとはなにを顧客へ提供するのかということです。

アイシングクッキー教室にとってレッスン=商品となるため、レッスン内容が最も大切になります。

アイシングクッキーという狭い分野の中でも自分はどんなところが得意なのかを考えましょう。

例えば、デザインや素材、テクニックといった得意な部分を見つけましょう。

また、近隣の競合する教室との差別化もはかり、レッスン内容や講座数を決めていきましょう。

WHEN(いつ)

WHENは何曜日・何時にレッスンを開くのかという時期のことです。

アイシングクッキー教室のレッスン時間や曜日などについては、ターゲットやコンセプトに合わせて決めましょう。

例えば、主婦がターゲットであれば、平日の昼間に設定し、会社員であれば、土曜日や日曜日の開講も考えたほうがよいでしょう。平日は忙しい人も多く、週末のレッスンはニーズが高くなります。

WHERE(どこで)

WHEREはどこの場所・立地で教室を開くのかということです。

アイシングクッキー教室のある場所も集客を左右する大切なポイントで、あとで場所を変えることは難しいため慎重に決めましょう。

また、立地によってターゲットが変わってきますし、場合によってはコンセプトから変える必要が出てきます。

どういう人がいる(来る)場所なのかを事前に調べましょう。

例えば、駅前であれば、多くの人が集まりターゲット層が広くなり、オフィス街では仕事帰りのOLをターゲットにしやすい。

また、分かりやすい場所にあるか、公共機関で来る人にとって来やすい場所か、車で来る人のための駐車場はあるかなども確認しましょう。

WHO(だれが)

WHOはだれが教室を運営するのか、だれが教えるのかということです。

始めた当初であれば、自分1人で運営していけるでしょう。

しかし、生徒が増えていくと、食材の調達や下準備受講中の気配り、片付け、出欠管理や月謝の管理とやるべきことが増えていきます。いずれアシスタントの存在も必要となってくるでしょう。

どのタイミングで、どんな状況になったら人手を増やすのかということも考えておく必要があります。

WHOM(だれに)

WHOMとはだれに対してレッスンをするのか、ターゲットはだれかということです。

教えたいコンセプトによってターゲットを絞ると講座内容がより明確になってきます。例えば、未婚の女性や主婦、親子連れや子ども向けといったターゲットが考えられます。

HOW(そのように)

HOWとはどのようなスタイルで生徒に教えるかということです。

どのように教えるかによって、レッスンのスタイルが決まります。

レッスンの指導のしかたについては3つのスタイルがあります。どれかひとつを決めてもかまいませんが、レッスン内容によって変えていくのもよいでしょう。



講師指導型

前方の調理台で講師がアイシングクッキーを作り、生徒はそれを見学します。その後、各テーブルで生徒が作るというスタイル。比較的大人数でレッスンするのに向いている。

同時進行型

同じテーブルで講師の作成を見ながら、生徒も一緒に作業をすすめるスタイル。子ども向けのレッスンや少人数向き。

講師オンリー型

講師の調理を見学して、生徒はレシピを見ながら学ぶスタイル。生徒は作らず、試食のみ。アイシングクッキーを作るのに慣れた人に向いています。

HOW MUCH(いくらで)

HOW MUCHとはどのくらいの料金でレッスンを提供するのかということ。

アイシングクッキー教室を仕事として長続きさせるためには、運営が続けられる料金設定にしなければなりません。

まずは、近隣にある教室や同じ内容やスタイルの教室の料金を参考にしてみましょう。

次に、食材にかかる原価や光熱費、事務費、減価償却費、自分の労働時間も金額に加えて無理のない料金を割り出します。

実際、現在での料理・お菓子教室の平均は3000〜10000円までと幅広く設定されています。

カルチャー教室の場合は1回3000円前後が一般的で、個人の料理教室の場合は3000〜5000円程度、有名シェフなどであれば1万円以上になることもあります。

アイシングクッキー教室の場合でも料理やお菓子教室と同様の値段設定を目安にしましょう。

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いかがでしたか。

今回は、「アイシングクッキー教室を開くために知っておきたい事業計画の7つのステップ」についてご紹介しました。これで、教室を開くためにやるべきことが整理されたのではないかと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。




 

kico

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アイシングクッキー研究家・アドバイザー/ブログ運営
ブライダル情報誌のマーケティング営業・編集を経て、アイシングクッキーのオーダーメイドショップを経営。
現在、マーケティングや経営の知識、アイシングクッキーに関する知識やネットでの仕事の仕方を顧客へアドバイスしています。
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